消音ピアノ(サイレント)の仕組みについて

 
 

今では一般的になりました消音ピアノですが、初めての方にはわかりづらい内部の仕組みを説明します。

消音システム

通常のピアノ演奏はピアノ内部アクションが鍵盤の動きに合わせ、ハンマーと呼ばれる部品がピアノの弦を叩きます。

この叩く際の大きなエネルギーが、コンサートホール全てに響き渡るような豊かな音量の源となっております。


ピアノ消音システムでは、ピアノアクション内部にミュートバーと言う部品を新たに装着します。

ミュートバーはワンタッチで可動の状態でになっております。

このミュートバーがハンマーが弦を叩く直前にハンマーの動きを止めますので、ピアノの音が鳴らなくなります。


これで通常のピアノ音は完全に鳴らなくなりますが、反対に今まではピアノ音に消されて聞こえていなかった、鍵盤の下がる音や、その他のアクションの動きの音が鮮明に聞こえてくるようになります。(雑音に聞こえることもあります)


もちろん、ミュートバーがOFFの時は今までとおりのピアノ演奏が可能となります。

ミュートバーによって、ハンマーが打弦の直前で止まります。

フォルテシモで強く叩くとミュートバーが若干揺れて、音が漏れる

ことがあります。

ミュートバーの切り替えはワンタッチです

グランドピアノ用ミュートバーの

駆動モーターです。 アップライト

用と違い、電動ON-OFF機構によりハンマーストップ時のミュートバーのぶれがありません。

発音システム

アコースティックピアノの音は止まりましたが、ヘッドホーンから聞こえる音はどうでしょう。

実はピアノ鍵盤の下に、鍵盤の動きを忠実に読み取る高性能光キーセンサーを設置します。


ピアノの大きな特徴は強く弾けば大きな音量(フォルテシモ)弱く弾けば小さな音量(ピアニシモ)など他にも自由に指先で表現

出来ることが、他の鍵盤楽器(オルガンなど)と大きな違いであり、楽器の王様と言われる所以です。

この鍵盤の動きを、光キーセンサー忠実にが読み取り、デジタル信号に変換します。

デジタル信号は、ピアノ消音ユニットの心臓部とも言えるメインコントローラーへ送られ、内蔵のGM音源を鳴らしヘッドホーンで聞くことになります。


マジックスターは基本的なピアノ音の他に128音色GM音源が内蔵されていますので、曲調によって色々な楽器音で演奏を楽しむことが可能になりました。

グランドピアノの鍵盤の下にキー

センサーを設置しました。

アップライトも同様です。

反射式光センサーに取付けられた

アクチュエーターを鍵盤が押し下げます。

メインコントローラー、スライド収納タイプですのでピアノに取付け後もあまり目立たなくなりました。

操作も液晶画面表示で、大変見やすく

使いやすくなりました。

音を消すだけではありません

このようにアコースティックピアノへデジタル楽器の要素を組み込みますので、電子楽器ならではの基本性能が内蔵されます。


回りにピアノ音を消す!! だけの演奏だけでない、さまざまな楽しい演奏は消音ユニットを取付けた日から始まります。

操作画面は上部から液晶表示(英文)で見えますので、ピアノ椅子に座った状態から楽に操作できます

裏面にはMIDI OUT / THRU / IN 端子

LINE IN / OUT (STEREO) 端子が

装備されています。

128音色選択や自分の好みでの音色設定を

作ることができます。

レッスンに便利な

メトロノーム機能

デモ演奏20曲内蔵

演奏も録音再生

できます。

ピッチコントロール

キートランスポーズ

(移調可能)

リバーブ、コーラス

  設定可能

鍵盤のタッチ感の

変更可(実際の重さとは異なります)

実際の表示画面を表しています。